朝夕はかなり肌寒くなりましたね。 本日は、久々に“教えてラリーさん”Q&Aコーナーです。 長く、もしくは深くテニスをプレイしている方には当たり前にご存知なことてでょうが、まだ初めて間もない方や、これからテニスをしようかな~という方向けに、テニスのコートの種類とテニスシューズについて入門的なお話を少しさせていただきます。

まずテニスコートにはサーフェス、つまりテニスコートの表面の素材が何種類かあります。 ・クレーコート・・・土のコート。学校の校庭のコートなどに多いです。日本では粘土質の地面に真砂土をまいたイエロークレーが一般的。ヨーロッパや南米などは石灰石を混ぜたレッドクレーが主流です。

・オムニコート・・・砂入りの人工芝。 日本、オーストラリア、ニュージーランドに広く普及しています。
           神戸市内では総合運動公園、しあわせの村など。

・ハードコート・・・セメントやアスファルトを基礎に多くの場合合成樹脂などでコーティングされています。
          三木のビーンズドームがそうです。比較的ボールスピードは早く、尚且つバウンドが高く
          弾むサーフェイスです。

・グラスコート・・・天然の芝のコート。バウンドが低くスライスなどが有効になり、球速が速いコートですので
          パッシングショットが打ちづらいためスライスショットが有効打となり。 サーブ&ボレーの
          スタイルに有利です。ウインブルドンが天然芝でイギリスやオーストラリアに多く。
          日本には九州に一箇所あるのみです。

・アンツーカーコート・・・赤土、レンガなどを粉砕してつくられた赤褐色の土のコート。日本やオーストラリア
              にも多く砂の粒子が大粒なのが特徴です。全仏オープンの行われるローランギャロス
              等ヨーロッパに多く見られるアンツーカーは粒子が非常に細かく石灰を混ぜている為
              固く締まっており、その上に赤土を膜手法が取られていますのでバウンドするが表面の
              赤土により遅めのコートとなります。散水すると固くなるのも特徴です。
          
・カーペットコート・・・その名のとおりカーペット敷のコートです。屋内(インドアコート)専用です。

・体育館コート・・・体育館の板張りのがコートとして使われます。
           ソフトテニスの大会がよく行われます。



シューズの種類は
・オムニクレー用・・・オムニコートとクレーコートで使用しやすいです。
            滑りやすいコート向けで滑りを抑えてくれます。           

・オールコート用・・・すべてのコートに対応できますが、滑りやすいコートでは滑りすぎる可能性があります。
            ハードコートで使用しやすいです。

・ハードコート用・・・ハードコートで使うのにマッチしています。


     
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こちらがオムニ•クレー用シューズです そして 2014-07-04-14-07-39
こちらがハードコート用シューズです。 こうして見るとかなり違いが見てとれますね! それぞれのサーフェスに合ったシューズを選ぶことでシューズは長持ちするし、足への負担も軽減されるので私はシューズ選びはとても大切だと感じております。 ですので、お客さまとシューズを選ぶときは必ず、とゆうかむしろしつこいほどこれはこれで~とゆうように言っております。 この人熱苦しいなと思われてるような気もしますが…。笑 またシューズによっても幅が広いとか狭いとか様々な種類がありますが、それはまたのお楽しみに。 2014-07-06-18-53-47